公演開始のアナウンスがあり演芸場に入った。
トップバッターは大須くるみさんだった。まずは、ハデな音楽をバックにコミカルなマジックを披露。
続けざまに手を使わないハーモニカ演奏や南京玉すだれなど、テンポよくネタを繰り出してゆく。ノスタルジックな音色のハーモニカで奏でられる『明日があるさ』には少しジーンとさせられた。
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| 大須くるみさん |
続いては、かつら竜鶴さんの出番。待ってました!
竜鶴さんは三味線を弾きながら舞台に登場した。パリッとした舞台衣装、格好いいではありませんか!最近はポリープのため喉の調子が悪いと話していたが、それでも素人のわたしの耳にはいい声である。三味線の音色にあわせ次々とネタを披露していく。テンポよく面白い。
なかでもノンキ節は七五調の歌に時事ニュースから夫婦関係、さらに自分の入院体験まで面白おかしく三味線の伴奏にあわせてメロディーをのせていく。都都逸(どどいつ)では飽き足らなくなった竜鶴さんがたどり着いた芸だ。
ネタを披露するたびにお客さんからは笑いがこぼれる。竜鶴さんが客席に話し掛ける。とたんに演芸場のなかには、フレンドリーでリラックスした空気が漂いだす。
舞台上から客席の一人一人の様子を見ながら心をつかむ。舞台と客席との間にコミュニケーションが生まれていく。
やはり、これは”生(なま)”だからこその面白さだ。
舞台と客席との駆け引き、”なま”で見て始めてその面白さが分かる。テレビでしかお笑いを見たことが無かった私にはとても新鮮だった。みなさんも是非、演芸場に行ってご自分で確かめてみてほしい。
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